鉄骨番長ブログ

好きなものを紹介したり、日々の日記を書いたりしています。水面のように穏やかに生きています。

4月21日 昼過ぎとでかい暗闇

昼過ぎてもなお何もしていない。

僕の大好きなアニメにドロヘドロがある。Netflixに入ったばかりのころ、見たことない作品ばかりでとても楽しかった。ドロヘドロはその中でも最もかっこいい作品だった。最近のアニメをあまり見ていなかったので、アニメ自体見ようとはしてこなかったけれど、ドロヘドロは世界観がとにかくかっこよかった。ずっと地下にいるようなじめじめした感じ。暗くて陰湿な感じ。そのすべてがかっこよかった。清潔感のない中華料理屋のとてもうまそうな餃子は僕の心にぶち刺さった。

今まで生きてきて僕が清潔感のない中華料理屋に興奮することを知らなかった。

考えて見ると中華料理屋のあのベタベタした床、きしむ安い椅子、汚いエプロンの店主。とにかくすべてが好きなのだということに気づいた。僕も家で料理をよくしているのだが、掃除をあまりしないため、意図せずして床がべたつくことがある。しかし、そのべたつきは何とも不快だ。中華料理屋のあのべたつきが好きなのだ。

話を戻すと、僕はドロヘドロの世界観がとても大好きだということだ。

アニメは途中で終了してまだシーズン1しか配信されていない。とても続きが気になっていう僕は完結済みである漫画を探してみる。

しかし、どれも高くて手がだせない。

僕と同じように中華料理屋のべたつきのような世界に魅了された人がドロヘドロを求めているのだから、需要は上がり市場価格が上昇してしまうのだろう。

 

ただこのままでは僕の心に中華料理屋のべたつきが不足してしまう。禁断症状のように毎週のように餃子の王将に行ってしまう。

 

最近、ドロヘドロの作者・林田球さんの作品がほかにもあることを知った。

「大ダーク」という作品は現在も連載中で巻数も3巻までしか出ていないことも知った。

これはちょうどいい。もちろん3巻かった。

 

見てようやく僕の心にべたつきが戻った。

そうそう、これだよこれ!!

僕が思うすべてがやっぱりそこにはあった。

なんとなく謎のまま進む世界観とやっぱり暗い。

宇宙をテーマにしていてほとんどが光のない世界だ。

まだ僕も1巻の途中までしか見ていないから謎なのは当たり前なのだが、途中で読むのをやめて記録したいと思い今これを書いている。

途中で読むのをやめれるなら面白くないんじゃないの?

というやつが現れたのなら、その意見をなるほどね。と、とりあえず受け入れて、そこから脛をたたきたい。僕は自慢ではないけれど、脚気検査の位置をつかむのがとても得意だ。そういうやつらのポイントをたたき続けて永遠に足がぴょんとなってしまうようにしてやる。

とにかく途中でやめた理由というのは

あれ以上呼んでいると多分もう興奮状態がマックスになってしまうと思ったからだ。

何を言っているかわからないと思うけれども、自分でも何を言っているかわかっていないので、そこはお互い様ということでもう人を責めたりするのはやめようと提案したい。

いいたいのはぜひ読んでほしいということ。

それだけ。

 

 

 

17時から22時まできょうはバイトなので、先に夜ご飯を作ろうと思っている。

夜ご飯は何にしよう。

 

ご飯を作るとき、結局いつも自分が好きな食材を買ってしまう。

肉とか肉とか、、、。

そう思うと料理を作ってくれたお母さんはよく自分の欲望に負けずに魚とか野菜を買うことが出来るなと感心する。

毎日献立を考えてさらには自分の好きなものではないものを買って料理を作る。これがどれほどすごいことなのか知らないままで生きるのは本当に無知だということを自覚してほしい。

よく無知という言葉が出ると「まあ俺は自分が無知だということを知っているからね。無知の知よ。だからわかっているようなふりするやつらよりも頭がいいのよ。」というやつがいる。

間違ってはいない。しかし、無知の知を唱えたソクラテスはそこで理論を終了させていないということは知るべきだ。自らが無知だということを伝えたうえでだからみんなで考えていこうよといったのがソクラテスだ。

無知ということを知っているということだけで話をするのは間違っているということをそういうやつらにはいいたい。そういうと彼らはこういう。

「まあ、そこまで知らないということも俺は知っているけれどね。」

 

とにかく料理を作るという行為、ましてや献立を考えるという行為は自分の欲望といかに戦い、そして勝利できるかという自らとの戦いであるのだ。誰がおいしいものを作るかという料理対決をよく見るが、それは違う。料理とは自らとの闘争。自己と向き合う行為。自分の欲望を押さえつける行為。

まさに仏教の修行。

料理は仏教。

料理をすることは仏教を学ぶこと。

仏教はインド。

インドはカレー。

 

 

今日の夜ご飯はカレーにする。

カレーが大好きだからだ。

僕は自分の欲望に勝つことができなかった。

そういう意味では僕はまだ料理ができない。

料理をするのはまだまだ先のことなのかもしれない。

自分が食べたくないものを作ることが料理というのかもしれない。

 

カレーに鶏肉を入れようか、それとも豚肉を入れようかそんなことをスーパーマーケットで考えながら、ふと思った。

豚肉にした。理由は好きだから。

早く料理ができるようになりたい。

f:id:blue_blu35:20210421140624j:plain

 

 

今日の一曲

open.spotify.com