鉄骨番長ブログ

好きなものを紹介したり、日々の日記を書いたりしています。水面のように穏やかに生きています。

【思い出】アルバイトの話~ラーメン屋~

こんにちは。

以前、飲食店で働いていた時に厨房で従業員の75%が喫煙しながら働いている職場で働いたことのあるものです。

皆さんはバイトをしたことがありますか?

僕は大学生になって初めてバイトをしました。

最初は近所のラーメン屋で働いていました。初めての出勤日、これがフローリングだとは思えないほどギトギトしていたプレハブ小屋みたいなところでユニフォームに着替えさせられました。最初に店長がスープへのこだわりを熱く語ってくれたこと、今でも忘れられません。

「スープにはその人の性格が表れる。適当な人が作ると適当な味になる。」

そう語った店長はレシピを食い入るように見つめて、一寸の狂いがないようにスープを作っていました。僕は店長は几帳面な人なのだと思いました。働き出して10分もしないうちにゴキブリが二匹出ました。そのことを店長に伝えると、先ほどあれほどまでにスープの大切さやスープへの思いを語っていた店長はそのスープでゴキブリを殺しました。スープをかけられた瞬間、ゴキブリがたてた「キュウッッ」という音は今でも忘れられません。そして、店長がそのあとこっちを見て

「ゴキブリ初めて?まあ、こんな感じや。」

って言っていたことも忘れたくないです。

また初めての出勤日だったのにもかかわらず急に忙しくなって、店長もてんぱったのかわからないけれど、僕に作ったこともない「まぜそば」を作れといったことも忘れられないです。完成したが画像だけを見せられて「この通り作って」といわれました。よくわからなかったのでとにかく調味料を大さじ一杯づつ入れました。もうどうにでもなれと思いながら出したまぜそばを70歳くらいのおじいちゃんが「美味い」といって食べたことも忘れられないです。

 

とてつもないほど、いろいろなことが起こった初出勤が終わった後、店長が

「まかない食べてきいや。」

と優しく声をかけてくれました。野菜タンタン麺をかっくらい、「ありがとうございました」と言って帰ろうとしました。

「代金は?」

そういわれてしっかり780円払いました。

始めて働いたのでよくわからなかったのですが、これってまかないというんですか?普通の客として食べているだけではないですか?

 

また、バイト仲間にもあこがれがあったのですが一緒に働いていたのは2人のパートのおばさんと高校生と大学生が2人でした。しかも高校生と大学生は兄弟でした。二人で同時に自動車学校に通いだしたものですから、最後の一か月間は週6とかいう考えられないシフトだったのも忘れられないです。

 

そんな感じで初めてのバイトの思い出を語らせていただきました。

いくら文章で語っても伝えられないような思い出はたくさんあります。ほとんどの思い出が伝えられないのではないかと思います。

でも頭の中には確かに常にあの思い出は存在しています。

 

つまり

 

omoide in my head"

 

Thank you

 

今日の一曲

 

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